【脱・常識の檻】『上京物語』に学ぶ、僕たちが「普通の成功」を捨てて資産8,000万円を目指す理由

1. 僕たちを縛る「5つの呪縛」の正体

さよ夫
いやぁ、読み終わったよ『上京物語』。タイトルからして、東京で成功するためのハウツー本かと思ってたけど……全然違った。これは「生き方のルールブック」を書き換えるための本だね。
妻:フル美
フル美
でしょ? 私がこれをお勧めした理由、わかった? 冒頭にある「父からの手紙」のシーン。あそこで語られる「5つの常識」の話、今の私たちに突き刺さるわよね。
夫:さよ夫
さよ夫

衝撃だったよ。「いい大学に入り、いい会社に入り、家を買い、家族を養い、定年まで勤め上げる……」。親の世代が信じて疑わなかったこの「成功ルート」が、実は現代では自由を遠ざける「檻」になっているっていう指摘。

妻:フル美
フル美

私たちが目指しているサイドFIREや、毎日お弁当を詰めてコツコツ資産を作る姿は、世間から見れば「レールを外れること」かもしれない。でも、この本を読んでいると、そのレール自体が「誰かの都合」で作られたものだって気づかされるの。

 

『上京物語』より引用

「多くの人が、自分が選んでいると思っている道は、実はあらかじめ用意されたエスカレーターに過ぎない。その先に何があるかも知らずに、ただ上へ上へと登っているんだ」

 

夫:さよ夫
さよ夫
僕たちは今、そのエスカレーターを飛び降りようとしているんだね。

 

2. なぜ稼いでも、自由な時間は増えないのか?

 

夫:さよ夫
さよ夫
劇中で、主人公の祐介が「見栄」のために高い家賃や車にお金を使って、どんどん自由を失っていく描写。あれ、すごく共感したよ
妻:フル美
フル美
まさに「稼いでは使う」のループよね。年収が上がれば、それに合わせて生活レベルを上げてしまう。気づけば、その生活を維持するために、さらに過酷な労働に身を投じることになる……。
夫:さよ夫
さよ夫
主人公が高級車や広いマンションと引き換えに、どんどん表情を失っていく姿。あれは、FIREを目指さずに、ただ消費し続ける僕たちの「IFの未来」なんだと思う
妻:フル美
フル美
だから私たちは、無機質な固定費を徹底的に削るのよ。それはケチになりたいからじゃない。自分の「時間」を買い戻すための軍資金を作るため。結局、人生で一番高い買い物は「モノ」じゃなくて「自分の時間」なのよね。

【比較】「常識のループ」vs「私たちの選択」

本の内容を、現在の私たちの戦略に当てはめて比較してみました。

項目 多くの人が陥るループ 私たちが選んだ道
働き方 時間を売って給料を得る ストック型副業で仕組みを作る
お金の出口 モノや見栄にお金を払う 体験と自由な時間に投資する
資産形成 貯金して消費に備える 投資に回して複利を味方につける
幸福の基準 他人との比較(相対的) 自分たちの納得感(絶対的)

 

3. 「時間を売る仕事」と「資産を築く仕事」の違い

 

夫:さよ夫
さよ夫
主人公が苦悩する中で気づく「本当の資産」の定義も面白かった。最初は大変だけど、自分が寝ている間も動いてくれる副業や投資の仕組み。これはまさに、自分の人生の主人になるための「武器」だね。
妻:フル美
フル美
労働集約型の仕事(時間を切り売りする仕事)を否定はしないけれど、それだけでは一生、誰かの決めたルールの中で踊り続けることになる。私たちがブログや投資に心血を注いでいるのは、命の時間を「切り離す」ためなの。
夫:さよ夫
さよ夫
「時給2,000円」の仕事を増やすんじゃなく、「自分が働かなくても入ってくる1円」を積み上げる。この発想の転換が、檻の鍵を開けるんだ。

 

時間を切り売りしないための「3つの資産」

  1. 金融資産(投資)
    複利の力で、お金自身に働いてもらう仕組み。僕たちがコツコツ入金している新NISAは、未来の「働かなくていい日」を予約する行為。
  2. 事業資産(ストック型副業)
    一度の労働が積み重なり、継続的な価値を生む仕組み(ブログなど)。会社員としての労働が「フロー」なら、これは「ストック」。寝ている間も価値を生む僕たちの分身。
  3. 経験資産(食事・旅行)
    豊かな体験を通じて、幸福の感度を高める投資。これがないと、いくらお金があっても心は貧しいまま。

 

4. 8,000万円より大切な「心の納得感」

 

夫:さよ夫
さよ夫

でもさ、この本を読んで思ったんだ。8,000万円という目標金額も、極論を言えばただの数字でしかない。大事なのは、その過程で「どう生きたいか」を自分たちで決めていることなんだよね。

妻:フル美
フル美
その通り。主人公が最後に見つけたのは、外側の成功じゃなくて、自分の内側にある「納得感」だった。
さよ夫
小学生の時の遠足前みたいなワクワク感。支出を工夫して、浮いた予算でどこへ行こうか計画している時が、実は一番贅沢な時間。僕たちは今、人生を「攻略」している感じがして、最高に楽しいよ。
妻:フル美
フル美
私たちが選ぶ「新しい上京」は、物理的な移動じゃない。古い価値観、誰かが決めた「常識」という土地からの脱却。
夫:さよ夫
さよ夫
よし。来月の旅行も、どうやって「安く、最高に贅沢に」過ごすか、作戦会議をしよう。それ自体が、僕たちの人生の主権を取り戻す儀式だから。

さよならフルタイム運営より

『上京物語』を読み返すと、自分がどれほど「誰かの作った幸せ」を追いかけていたかに気づかされます。

サイドFIREへの道のりは、単なる貯金ゲームではありません。それは、自分たちが本当に大切にしたい価値観を、社会のノイズの中から救い出す作業です。 モノに囲まれる生活よりも、大切な人と過ごす「時間」を優先する。そのために、労働を仕組み化し、投資を続ける。この一歩は、今のあなたにとっての「上京」になるはずです。

もし、今の仕事が「ただ命を削っているだけ」に感じるなら。 あるいは、周りと同じ生活をしているはずなのに、なぜか息苦しいと感じるなら。

この本は、あなたの檻の鍵を開ける「最初の一手」になります。著者の喜多川泰さんが描く、あまりにも切なく、そして希望に満ちたこの物語を、ぜひあなたの目で確かめてみてください。