1. 僕たちを縛る「5つの呪縛」の正体



衝撃だったよ。「いい大学に入り、いい会社に入り、家を買い、家族を養い、定年まで勤め上げる……」。親の世代が信じて疑わなかったこの「成功ルート」が、実は現代では自由を遠ざける「檻」になっているっていう指摘。

私たちが目指しているサイドFIREや、毎日お弁当を詰めてコツコツ資産を作る姿は、世間から見れば「レールを外れること」かもしれない。でも、この本を読んでいると、そのレール自体が「誰かの都合」で作られたものだって気づかされるの。
『上京物語』より引用
「多くの人が、自分が選んでいると思っている道は、実はあらかじめ用意されたエスカレーターに過ぎない。その先に何があるかも知らずに、ただ上へ上へと登っているんだ」

2. なぜ稼いでも、自由な時間は増えないのか?




【比較】「常識のループ」vs「私たちの選択」
本の内容を、現在の私たちの戦略に当てはめて比較してみました。
| 項目 | 多くの人が陥るループ | 私たちが選んだ道 |
| 働き方 | 時間を売って給料を得る | ストック型副業で仕組みを作る |
| お金の出口 | モノや見栄にお金を払う | 体験と自由な時間に投資する |
| 資産形成 | 貯金して消費に備える | 投資に回して複利を味方につける |
| 幸福の基準 | 他人との比較(相対的) | 自分たちの納得感(絶対的) |
3. 「時間を売る仕事」と「資産を築く仕事」の違い



時間を切り売りしないための「3つの資産」
- 金融資産(投資)
複利の力で、お金自身に働いてもらう仕組み。僕たちがコツコツ入金している新NISAは、未来の「働かなくていい日」を予約する行為。 - 事業資産(ストック型副業)
一度の労働が積み重なり、継続的な価値を生む仕組み(ブログなど)。会社員としての労働が「フロー」なら、これは「ストック」。寝ている間も価値を生む僕たちの分身。 - 経験資産(食事・旅行)
豊かな体験を通じて、幸福の感度を高める投資。これがないと、いくらお金があっても心は貧しいまま。
4. 8,000万円より大切な「心の納得感」

でもさ、この本を読んで思ったんだ。8,000万円という目標金額も、極論を言えばただの数字でしかない。大事なのは、その過程で「どう生きたいか」を自分たちで決めていることなんだよね。




さよならフルタイム運営より
『上京物語』を読み返すと、自分がどれほど「誰かの作った幸せ」を追いかけていたかに気づかされます。
サイドFIREへの道のりは、単なる貯金ゲームではありません。それは、自分たちが本当に大切にしたい価値観を、社会のノイズの中から救い出す作業です。 モノに囲まれる生活よりも、大切な人と過ごす「時間」を優先する。そのために、労働を仕組み化し、投資を続ける。この一歩は、今のあなたにとっての「上京」になるはずです。
もし、今の仕事が「ただ命を削っているだけ」に感じるなら。 あるいは、周りと同じ生活をしているはずなのに、なぜか息苦しいと感じるなら。
この本は、あなたの檻の鍵を開ける「最初の一手」になります。著者の喜多川泰さんが描く、あまりにも切なく、そして希望に満ちたこの物語を、ぜひあなたの目で確かめてみてください。