こんにちは、旅と自由に生きたいカップルです。
私は、今の「仕事の内容が自分に合っていないのではないか」とに悩んでおり、転職について悩んでます。
でも、転職はリスクも大きく、二の足を踏んでしまいます。
そこで、今回紹介する本『転職2.0』を読んで、終身雇用の制度が崩壊しつつある今、転職は当たり前の時代になっており、転職しないことにもまたリスクがあることを学ぶ事ができました。
皆さんの中にも、給料や休み、人間関係など様々な理由で転職を考えているけど、まだ実行できていない方も多いのではないかと思います。
FIREなどの自分の目標を達成するためにも転職することは有効です。
この本は、転職のためのスキルやどの業界、会社を目指せばいいかなどの内容もあり、かなり参考になりましたので、特に参考になったところを中心に内容を共有します!
1.新たな転職時代 転職は「目的」から「手段」に
現在、日本の会社の終身雇用は崩壊しつつあり、ジョブ型の雇用になりつつあります。
終身雇用時代では、総合職での採用が多かったですが、ジョブ型の雇用では、特定の職域のプロを採用します。
この変化により、1つの会社でキャリアを形成するのではなく、転職によって自分でキャリアを形成する必要が出てきます。
転職は、給料や労働時間、人間関係への不満など様々な問題を解消するために行う事が多いと思います。
私も、最近、課の移動により仕事が変わり、その内容にが合っておらず、転職を考えるようになりました…
しかし本書では、転職は、『自分の市場価値を高めるための手段』だと書かれています。
もし、労働環境や給料を転職の目的としてしまうと、転職先の会社でも必ず何かしらの不満が出てきます。
なので、転職を活用し、自分の希望する働き方ややりがいを持って輝ける業界へステップアップしていこうという事です。
2.転職に必要な自分への『タグ付け』
SNSでよく見かける#(ハッシュタグ)ですが、これは、単語などに付けてものごとを分類するもので、これがあることで検索がしやすかったり、一眼でそれがどこで何かなどを判断する事ができます。
本書では、そのタグを自分自身にもつける事が重要だと書かれています。
ここでつけるハッシュタグは、自分自身の強みになります。私たちがSNSを見る時と同じように、転職の際は企業側も私たちのハッシュタグを見ています。
なので、できるだけ多く増やすまたは、把握しておく必要があります。
自分で言うと、#IT系学校出身 #団体事務職員 #親しみやすい などでしょうか こう考えると、かなり少ない…
私のように少ない場合は、自分に足りないと思う#を経験して手に入れる必要があります。その経験を転職をしながら集めていくというのも『転職2.0』時代の新しい働き方だと書かれています。
3.ハッシュタグを掛け合わせて自分の希少価値を高める
ハッシュタグが重要と言っても、自分のハッシュタグが何なのかわかりません。そういう時は、「職種」「業界」「経験」「スキル」「コンピテンシー」の5つの分類で自己分析します。例をあげると、以下のような感じです。
職種: 例)#営業 #販売 #エンジニア #製造 など
業界: 例)#金融 #小売 #製造 # IT など
経験: 例)#アプリ作成 #経理 #法人営業
スキル: 例) #Excel #英語 #簿記
コンピテンシー:自分の強み 例)#リーダーシップ #プレゼン力 #情報収集
さらに、これらを掛け合わせることで、希少なハッシュタグにする事ができます。
例えば、 #営業×小売 #エンジニア×#アプリ開発 などです。
掛け合わせる時のポイントは、「関係が無さそうな離れたタグ」「新しい職種に付随するタグ」「ホットなタグ」です。
例えば。 #営業×#英語 #小売×#AI などです。
このように、『転職2.0』には、終身雇用の時代が終わり転職が当たり前の時代がやってくる。その際に、自分の経験や強み、スキルをハッシュタグとして集めておく事が重要だと書かれていました。さらに、転職は現状の不満を解消する目的でなく、新たなハッシュタグを獲得するためにする事という考えも興味深かったです。
本書には、他にも「転職先の会社の見極め方」や「人脈、ネットワークづくり」などについても書かれています。
今の仕事や生き方で悩んでいる方や転職について考えている方にはとても参考になりますので、ぜひ読んてみてください。