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【逆転のUカーブ】なぜ60歳から幸福度が上がるのか。会社を「降りる」ことで取り戻す、心の彩度。

1. 「期待」という重荷を捨てるとき

 

夫:さよ夫
さよ夫
ねえ、不思議な話を聞いたんだ。人間って、働き盛りの30代や40代が一番幸福度が低くて、60歳を過ぎてからまた上がっていくらしいよ。仕事も体力もバリバリある時の方が幸せそうなのに。
妻:フル美
フル美
コメントそれ、「幸福度のUカーブ」ね。若い頃は「もっと上へ」という社会的な期待や比較に縛られて苦しいけれど、60歳を過ぎるとその重圧から解放されるからだと言われているわ
夫:さよ夫
さよ夫
つまり、今の僕たちが感じている「定時直前の絶望」や「不公平への怒り」は、ある意味で「期待に応えなきゃいけない現役世代」ゆえの呪いなのかもしれないね。

2. 老年期の幸福度を支える「3つの解放」

なぜ60歳を過ぎると、世界は再び色づき始めるのでしょうか。

解放の正体 現役世代(僕たち) 60歳以降(高幸福度層)
役割からの解放 組織の歯車、誰かの担当者 「ただの自分」に戻る
比較からの解放 年収、昇進、他人の暇さへの嫉妬 自分の「小さな満足」に集中できる
未来からの解放 常に将来の不安のために今を犠牲にする 「今、ここ」の時間を味わえる
夫:さよ夫
さよ夫
表を見て思ったんだけど、『比較からの解放』って、サラリーマンにとっては一番難しいことかもしれない。隣の席のあいつの方が査定が良いとか、あの部署の方が暇そうだとか、どうしても気になっちゃうから。
妻:フル美
フル美
それは、自分の価値を『会社の評価』っていう、自分ではコントロールできないものに預けてしまっているからよ。でも、資産形成を始めると、評価の軸が『会社』から『自分の資産残高と理想の未来』に移っていくでしょ?
さよ夫
確かに! 会社でどんなに理不尽なことがあっても、『でも僕の資産は順調に育っているし、数年後にはここを卒業するしな』って思えると、他人の芝生がどうでもよくなってくる。これが『精神的な自給自足』の始まりなんだね。

Tips:社会情動的選択理論 心理学では、人生の残り時間が有限だと自覚すると、人は「不快な人間関係」を避け、「心地よい感情」を優先するようになると言われています。つまり、賢い「諦め」が幸福度を上げているのです。

3. 「精神の成熟」という名の、サイドFIRE

 

妻:フル美
フル美
でも、幸福度が上がるのを60歳まで待つなんて、もったいないと思わない?
夫:さよ夫
さよ夫
確かに。僕たちがサイドFIREを目指すのは、その「60歳からの解放感」を、資産の力を使って30代・40代に前借りするためなんだ。
妻:フル美
フル美

そう。精神の成長(=何が自分にとって大切かを知ること)と、無機質な合理化(=不要なコストと期待を捨てること)。この二つがあれば、定年を待たずとも幸福度のUカーブを強制的に引き上げられるわ。

夫:さよ夫
さよ夫
会社で暇な人が優遇されているのを見てイライラするのも、まだ僕が「公正な組織」という幻想に期待しているからなんだね。そんな期待を捨てて、自分の資産額だけに集中すれば、今すぐ幸福になれるはずだ。

4. 衰えを「純化」として受け入れる

夫:さよ夫
さよ夫
年を取って体力が衰えることも、実は「本当に大切な体験」を絞り込むための、ポジティブな変化なのかもしれない。
妻:フル美
フル美

ええ。何でもできる万能感があるうちは、あれもこれもと欲張って疲弊してしまう。体力が限られてくるからこそ、一食の食事、一つの旅先を、小学生の遠足前みたいに大切に選べるようになるのよ。

 

さよならフルタイム運営より

「老後は幸せになれる」という言葉は、裏を返せば「今は耐えろ」という呪縛になりがちです。 しかし、60歳からの幸福のヒントが「期待の放棄」と「今を味わうこと」にあるのなら、私たちは今日からそれを実践できます。

  1. 会社や組織への「正当な評価」への期待を捨てる。
  2. 資産を積み上げることで、物理的に「役割」から降りる準備をする。
  3. 衰えを嘆くのではなく、感性が鋭いうちに「最高の体験」を自分に贈る。

8000万円という数字は、あなたを無理な労働から守るだけでなく、精神を「強制的に成熟させる」ためのチケットです。
まずは今日、職場での「こうあるべき」を一つだけ捨ててみませんか? その空白に、あなたが本当に求めていた幸福が滑り込んでくるはずです。