1. 稼ぐより「出ていくお金」を抑えるのが一番の近道
さよ夫
ねえフル美。サイドFIREを目指すようになってから、資産を増やすために副業や投資を頑張っているんだけど、やっぱり一番大切なのは「出ていくお金」を抑えることなのかな?
フル美
その通りよ!実は、生活費が月5万円減らせれば、元本1,500万円を年利4%で運用して得られる利益と同じ価値があるのよ。
さよ夫
えっ、5万円の節約が1,500万円分!?どういう計算になるの?
フル美
年利4%の運用で月5万円(年間60万円)の利益を得ようとすると、1,500万円の元本が必要でしょ?つまり、固定費を削る節約は『ノーリスクの資産運用』と言えるのよ。
さよ夫
なるほど……!稼ぐスキルを上げるのも大事だけど、まずはバケツの穴をしっかり塞ぐことが一番の近道なんだね。
2. 最大の固定費「住居」とどう向き合うか
さよ夫
節約というと、まずは通信費やサブスクから削っていくイメージがあるけど、一番インパクトが大きいのはやっぱり家賃や住宅ローンだよね。
フル美
そうね。人生の支出のツートップである「住居と車」を見直せれば、リタイアまでの時間は一気に加速するわ。ただ、家を持つことは悪いことばかりじゃないわよ。住宅ローン控除などの利点もあるからね。
さよ夫
うん、それはわかるんだ。でも最近の金利上昇や、万が一病気やケガで働けなくなったときのことを考えると、今の住居費の重さってすごく急な変化に弱い部分もあるなって不安になるんだ。
フル美
とても鋭い視点ね。持ち家でも賃貸でも、見栄を張るためや過剰に広い住まいを選ぶのではなく、「自分たちの快適さ」に合わせてサイズを最適化する視点が大切よ。
さよ夫
会社に縛られない生き方を目指すなら、必ずしも高い家賃の場所に住み続ける必要はないんだよね。住む場所の固定費を下げられれば、サイドFIREのハードルもぐっと下がるね。
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さよ夫
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3. 「安心のコスト」を見直す(保険の考え方)
さよ夫
固定費といえば、保険の見直しもよく聞くよね。昔は「もしものため」に言われるがまま入っていたけれど、これも見直した方がいいのかな?
フル美
日本の公的保障は世界最強クラスに手厚いから、高額療養費制度などを知っていれば、月何万円も医療保険に払う必要はないわ。
さよ夫
でも、本当に必要な保険はどう判断すればいいの?
フル美
基本の考え方は「自分でカバーできない、起きたら人生が詰むリスク(火災や他者への賠償など)にだけ備える」ことよ。
さよ夫
なるほど。専業主婦の配偶者がいる場合など、家庭の状況によって必要な額は変わるけれど、基本的な「備えるべきリスク」の考え方は同じなんだね。過剰な安心料を払うのは卒業しよう。
フル美
その通り。家庭の状況によって必要な保険は変わるけれど、基本的な見直しの基準は以下の記事でまとめているわ。
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さよ夫
フル美、今朝ふと、昔親が僕にかけてくれていた保険の証券が出てきたんだ。外貨積立の医療保険と生命保険。独立した時に「何かあった時のために」って渡されたやつ。
フル美
ああ、あの時すぐに一緒に見直したや[…]
4. 即効性のある仕組みの節約術(通信費・光熱費・サブスク)
さよ夫
住居や保険のような大きな固定費を見直す前に、まずはすぐにできて効果がずっと続く節約から始めるのが良さそうだね。
フル美
その通り!気合や根性に頼る節約は続かないけれど、一度手続きしてしまえば忘れていてもお金が貯まる「最強の節約術」があるわ。
即効性のある固定費削減
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通信費
大手キャリアから格安プランや格安SIM(楽天モバイルやahamoなど)へ変更。二人で月1.5万円から4,000円になれば、年間13万円以上の節約に。
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光熱費
電力・ガスの自由化を活用した新電力への切り替え。5分もあれば手続きが終わるものもあるわ。
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サブスク・手数料
3ヶ月使っていない動画配信サービスやジムは思い切って解約。ATM手数料などの「銀行への寄付」もネット銀行への集約でストップ!
さよ夫
コンビニのコーヒーを1杯我慢するより、こういった契約を1回変えるだけでずっと効果が続くから、ストレスがないのが本当に嬉しいよ。
5. 価値観に照らし合わせて「使うところには使う」
さよ夫
固定費を削るって言うと、すべての楽しみを我慢する節約生活をイメージする人がいるかもしれないけれど、僕らはそうじゃないよね。
フル美
ええ、決してただのケチになるわけじゃないわね。大切なのは、自分の価値観に照らし合わせて「使うところにはしっかり使う」というメリハリよ。
さよ夫
そうそう。例えば、夫婦での旅行や外食、それに父母の日のプレゼントなんかは、僕たちにとって「大切な人との時間」を最大化するために必要な経験や感謝のしるしだから、そこは惜しまないようにしてるんだ。
フル美
その通りね。見栄を張るための消費や、なんとなく払っている固定費は徹底して削る。その浮いたお金を新NISAや投資に回しつつ、必要な経験にはしっかりお金を使う。そのバランスが、心にゆとりを生むのよ。
さよ夫
自分の軸と目標が見えていると、毎日の労働も単なる消耗じゃなくて「未来への通過点」に思えてくるね。
6. さよならフルタイム運営より
春の連休が明けて仕事に行くのが辛いと感じるのは、決してあなただけではありません。毎年やってくる憂鬱や絶望感にただ耐え続けるのではなく、毎月の「出ていくお金」を見直すチャンスと捉えてみましょう。
通信費や保険、そして住居の最適化など、固定費を見直すことは我慢ではありません。それはあなた自身の「自由な時間」を買い戻すための作業です。
月数万円の節約が数年分の自由な時間に変わると思えば、手続きの手間も楽しくなるはずです。今日からできる小さな一歩を踏み出して、自分らしい人生の舵を取り戻していきましょう!
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