有給消滅は「20万円の損失」と同じ。僕が会社から自分の人生を買い戻す理由

1. 毎年、20万円をドブに捨てていませんか?

 

夫:さよ夫
さよ夫
フル美、明日なんだけど、有給を取ることにしたよ。
妻:フル美
フル美
そうなのね。明日、何か出かける予定とかあったっけ?
夫:さよ夫
さよ夫

いや、特にお出かけの予定はないんだ。ずっとやりたいと思っていたKindleでの本出版に向けて、集中して原稿を書いていこうと思って。家事や外出に追われない「まとまった時間」が欲しかったんだよね。

妻:フル美
フル美
自分を育てるための有給なのね、素敵じゃない。それにしても、さよ夫さんはコンスタントに有給が取れていて、いい職場ね。
夫:さよ夫
さよ夫

そうだね、理解はある方だと思う。でも、うちの職場でも、法律で定められた最低限の5日しか取っていない人が一定割合いるんだ。実はこれ、感情論を抜きにして計算すると、ものすごく損をしているんだよ。

妻:フル美
フル美
「もっと休めばいいのに」っていう意味?
夫:さよ夫
さよ夫

それ以上に、「現金20万円以上をドブに捨てている」のと同じなんだよ。

妻:フル美
フル美
えっ、20万円以上も!?
夫:さよ夫
さよ夫

そう。うちの会社は有給が40日を超えると切り捨てられちゃうから、毎年20日分くらいを「流して」いる人がいる。日給1万円だとしたら、20日分で20万円。本来なら会社から支払われるはずの「自分の資産」を、そのまま放棄して会社に返還しているのと変わらないんだ。

妻:フル美
フル美

2もし机の上に20万円が置いてあったら、誰も捨てたりしないのに。有給になると「消えても仕方ない」って思っちゃうのは不思議ね。

夫:さよ夫
さよ夫
「有給=ただの休み」だと思うから、後回しにしても痛くない気がしちゃうんだろうね。でも実態は、会社から法的に認められた「現金(キャッシュ)」を受け取る権利を放棄しているのと同じ。他人の目を気にして20万円をドブに捨てるなんて、資産形成を目指す僕たちからしたら、絶対に避けるべき判断ミスなんだよ。

 

2. 「他人の目」のために払う代償は、あまりに高い

 

妻:フル美
フル美

でも、「自分が休むと周りに迷惑がかかるかも」とか、「みんな休んでいないのに自分だけ……」って気にする人は多いわよね。

夫:さよ夫
さよ夫
そうだね。誰かが無理して出勤し続けていると、周りもなんとなく休みにくい空気になってしまう。これって、一種の悪循環なんだ。
妻:フル美
フル美
みんなが顔色を窺い合っている間に、どんどん有給(20万円)が消えていくのね。
夫:さよ夫
さよ夫
そう。だから僕は、自分が休んだ時にみんなが安心できるように、自分が出勤している時は、休んでいる人の仕事を積極的に手伝うように心がけているんだ。「お互い様」という文化を自分から作ることで、自分も休みやすい環境を整えている。
妻:フル美
フル美
それなら、休む側も「次は自分がサポートしよう」って思えるし、ポジティブな循環になるわね。
夫:さよ夫
さよ夫
そう。逆に、周りから「頑張っている」と思われたいために有給を捨てるのは、結局「見栄(みえ)」の一種だと思うんだ。高いブランド品を買って自慢するのと、休まず働いて「自分は必要とされている」と確認するのは、実は似ている。
妻:フル美
フル美
「見栄の出費」ならぬ、「見栄の有給放棄」ね。
夫:さよ夫
さよ夫
その通り。他人の目を気にして20万円という資産を捨てるのは、FIREを目指す僕たちにとって、最も不要な「見栄のコスト」なんだ。正体不明の「申し訳なさ」のために、自分の自由を買い戻すチャンスを逃すのは、あまりにも代償が高すぎるよ。

 

3. 有給は「未来」を創るためのブースト期間

 

妻:フル美
フル美
さっき言っていたKindleの出版もそうだけど、有給を「自分のために使う」って、すごく前向きな姿勢ね。
夫:さよ夫
さよ夫
もちろん、有給をリラックスや家族旅行に使うのも素晴らしいことだよ。心身をリフレッシュさせることも立派な投資だからね。でも、もしその時間を「副業」や「勉強」に充てることができれば、有給の価値はさらに何倍にもブーストするんだ。
妻:フル美
フル美
「会社から日給1万円をもらいながら、自分自身の資産を作る」っていう、二階建ての収入になるものね。
夫:さよ夫
さよ夫
その通り。でも以前、職場の先輩と話していたら「仕事以外にすることもないし、暇だから出社しているよ」と言っていたことがあって。仕事が好きで出ているならいいんだけど、それって裏を返せば、人生がその会社に完全に「依存」してしまっている状態なんだよね。
妻:フル美
フル美
もし、その会社でしか通用しないスキルしかなかったら……と思うと少し怖いわね。
夫:さよ夫
さよ夫
そうなんだ。今は居心地が良くても、嫌な人事異動があったり、職場環境がガラッと変わったりすることは珍しくない。万が一のリストラだって、今の時代あり得ない話じゃない。そんな時に「自分一人でも稼げるスキル」という自立の土台がないと、一気に厳しい状況に追い込まれてしまう。
妻:フル美
フル美
だからこそ、有給を使って「会社以外の柱」を育てる必要があるのね。
夫:さよ夫
さよ夫
まさに。僕にとって明日のKindle執筆は、ただの趣味じゃない。会社に依存せず、自分の力で「人生の選択肢」を増やすための種まきなんだ。有給を使って自分の価値を上げる。これこそが、最速でFIREに近づくための戦略的な休み方なんだよ。

 

さよならフルタイムより

「有給を取るのが申し訳ない」 その気持ちはよくわかります。かつての僕も、21時半まで残業し、周りの顔色を窺って自分の時間を差し出すことが「美徳」だと思い込んでいた時期がありました。

でも、一度立ち止まって計算してみてください。 消えていく有給は、ただの「休み」ではありません。あなたが会社に時間を売って手に入れた、20万円分、あるいはそれ以上の価値がある「人生の断片」です。

他人の評価という実体のないもののために、この貴重な資産を差し出し続ける必要はありません。

もし、有給を取っても「何をすればいいかわからない」と不安になるのなら、まずは一生モノのスキルである「簿記」の勉強から始めてみるのも一つの手です。 数字で世界を見る力がつけば、会社の依存から抜け出し、自分の人生を「経営」する感覚が身につきます。僕自身、この知識があったからこそ、迷わず自分の自由へと舵を切ることができました。