プリクラ寿命に旅行冒険寿命?「心から楽しめる年齢」を知った僕たちが、今すぐ自由を目指すワケ

「昔はあんなに熱中できたのに、なぜか最近楽しめない……」
「体力が落ちたのかな、それとも老けて感性が鈍くなったのかな……」
休日、ひさしぶりに昔の趣味に触れたとき、ふとそんな寂しさを感じたことはありませんか?
実はそれ、あなたの体力が衰えたからでも、情熱がなくなったからでもありません。ただ「人生のステージや年齢によって、楽しめるツボが変わった」だけなのです。
今回は、ゲームや旅行に対する我が家の「嗜好の変化」と、調査データで分かった【各種〇〇寿命のリアル】を通し、私たちが【サイドFIRE】を目指す本当の理由についてお話しします。

 

1. 昔あんなにハマったポケモンが、プレイできない……

 

夫:さよ夫
さよ夫
フル美、今日ひさしぶりに『ポケモン』をやってみたんだけどさ……なんだか昔みたいにワクワクできなくて、30分も経たないうちに画面を閉じちゃったんだよね。
妻:フル美
フル美
えっ、あんなに大好きだったじゃない。学生の頃なんて、休みの前日は夜通しプレイしてたんじゃなかった?
さよ夫
そうなんだよ。昔は「厳選作業」って言ってさ、理想の強い個体値が出るまで、何時間も、何百個も卵を孵化させてたんだよ。自転車で同じ道をグルグル往復して、生まれたポケモンのステータスを確認してはため息をつく……当時はその作業すら最高に楽しかったんだ。
フル美
それ、今考えると凄まじい時間と執着心ね(笑)。
夫:さよ夫
さよ夫
でしょ? なのに今は、画面を開いた瞬間に「……待てよ、この作業にこれから何時間使うんだ?」って、頭の中で勝手にタイパ(タイムパフォーマンス)を計算し始めちゃうんだよね。結局、1個も卵を割らないままゲームを消しちゃった。
妻:フル美
フル美
あはは! 昔は「自分には無限の時間がある」って感覚だったから没頭できたのよ。でも社会人になってからは、貴重な休日をその単純作業に費やすのが精神的にキツくなっちゃったのね。
さよ夫
まさにそれ……。「僕もついに老け込んで、ワクワクする心を失っちゃったのかな」って、なんだかすごく寂しくなっちゃってさ。
妻:フル美
フル美
老けたんじゃないわよ。単に「楽しめるツボ」が変わっただけじゃない? 昔と今じゃ、心地いいと感じるものや価値観が違うのは当たり前よ。

 

2. 変化のビフォーアフター:卒業したもの、新しく好きになったもの

時代や年齢、そして生き方の変化とともに、私たちの「娯楽のツボ」は確実にアップデートされています。我が家のビフォーアフターを振り返ってみると、こんな面白い違いがありました。

私たちの「娯楽のツボ」ビフォーアフター

【昔楽しかったこと(卒業したもの)】
・ゲームの厳選作業や対戦 (長時間の単純作業や勝敗を競うのがキツくなり、ついタイパを意識してしまう)
・アクティブな観光・外遊び (人混み、日焼け、過密スケジュール、翌日に残る疲労がしんどい)

【今楽しめること(大人の嗜好)】
・ウイスキーのボトル収集 (まだ見ぬ銘柄を試し、自分のお気に入りを探すロマン。形を変えたコレクション欲)
・温泉宿で「何もしない」贅沢 (観光地を巡るのではなく、お部屋や施設内でひたすらゆっくり過ごす)

 

さよ夫
昔は旅行と言ったら「いかに多くの観光地を効率よく巡るか」が勝負だったし、宿のご飯も好きなものを好きなだけ食べられる「バイキング形式」が圧倒的にテンション上がったよね!
妻:フル美
フル美
今でもバイキングのあのワクワク感は好きだけど、今の私たちにとっての最高の贅沢は「静かな個室で、各地の美味しい地酒を味わいながらゆっくり夕食をとること」よね。
夫:さよ夫
さよ夫
本当それ。観光名所には一切行かず、チェックインからチェックアウトまで宿から一歩も出ない。ただ温泉に入って、お部屋で美味しいお酒を傾ける……。ウイスキーの見たことない銘柄を1本ずつ試してお気に入りを探すのもさ、子どもの頃のカード収集やポケモン集めと本質は同じなんだよ。「コレクション欲のツボ」が大人仕様に変化しただけなんだって気づいたよ。

 

3. 衝撃データ:博報堂の「生活寿命」調査に見る「娯楽の限界年齢」

実は「年齢とともに楽しめなくなる」のは、僕の気のせいではありませんでした。

気になって調べたところ、博報堂生活総合研究所が発表している「生活寿命調査」という興味深いデータを見つけたんです。「人間がその行動を楽しめなくなったり、できなくなったりする平均年齢」を調査したもので、これを見て僕はかなりの衝撃を受けました。

【さよ夫が焦った「〇〇寿命」抜粋リスト】

  • 31歳9ヶ月「プリクラ寿命」: プリクラを撮らなくなる(※まだ妻と撮ったことないから撮っておかなきゃ…!)

  • 39歳3ヶ月「僕寿命」: 一人称で「僕」と言えなくなる(※今まさに「僕」だから、そろそろ切り替えないと…)

  • 41歳0ヶ月「海水寿命」: 海水浴に行きたくなくなる(※僕はもう完全に行きたくなくなってる!)

  • 47歳1ヶ月「転職寿命」: 転職する意欲やエネルギーの限界(※意外と長い気もするけれど、準備はお早めに)

  • 47歳4ヶ月「立ち乗り寿命」: ライブやコンサートでずっと立って見られなくなる

  • 48歳0ヶ月「熱中寿命」: 趣味や好きなことに情熱を持って熱中できなくなる

  • 50歳0ヶ月「旅行冒険寿命」: 旅先で冒険的な体験や過酷な旅を楽しめなくなる

(※出典:博報堂生活総合研究所「生活寿命」調査より一部抜粋)

 

フル美
ちょっと待って、「熱中寿命」が48歳!? 50歳で「旅行冒険寿命」が来ちゃうの!?
夫:さよ夫
さよ夫
そうなんだよ。「定年退職して60歳を過ぎたら、夫婦で世界一周の冒険旅行に行こう!」なんて夢を描いていても、データ上は50歳で冒険的な旅を楽しむエネルギーは尽きちゃうってことなんだよね。
妻:フル美
フル美
よく「健康寿命」って言葉は聞くけれど、体が動くことと「心から楽しめること」は別物なのね……。「プリクラ寿命」を越える前に、私たちも今度ひさしぶりにプリクラ撮りに行こうね(笑)。

 

4. 身近な変化:妻の姿に見る「気力と時間の限界」

 

夫:さよ夫
さよ夫
そういえばさ、フル美も昔はすごくアクティブだったよね? 1人で海外旅行にひょいっと行っちゃうくらい行動力があったじゃない。
フル美
……昔の栄光を言わないでよ(笑)。今だって「色んな場所に行きたい」「新しい経験をしたい」って気持ち自体は、頭の中にちゃんとあるのよ? でもね……平日の仕事や家事で体も心もすり減らされすぎて、休日にそこまでのエネルギーが出ないの。
さよ夫
やりたいことはあるはずなのに、疲れてソファから動けなくなってるもんね……。
妻:フル美
フル美
「やりたい気持ち」はあるのに「動くためのエネルギー」が残っていない。これって、年齢による体力の衰え以上に、本当に悔しくて切ないことなのよ。
夫:さよ夫
さよ夫
これ、我が家だけの問題じゃないよね。毎日真面目に働いている現代人の多くが、仕事に一番美味しいエネルギーを吸収されて、自分の人生を楽しむ体力が残っていないんじゃないかな。

 

5. 一番エネルギーがある時期を、どこに使っているか?

ここで私たちは、あるひとつの恐ろしい現実にぶち当たりました。
それは、「本当に物事を楽しめるエネルギーがある時間そのものが有限である」ということです。
よく人生の資産や時間について、こんなジレンマが語られます。

 

人生の資産と時間のジレンマ

【若い頃(20代)】
体力もエネルギーも時間もあるけれど、お金がない。

【現役時代(30代〜50代)】
お金や社会経験はあるけれど、労働に時間とエネルギーを奪われ、休日は疲れ果てている。

【定年後(60代以降)】
時間とお金は手に入ったけれど、かつてのような気力や体力がなく、「熱中寿命」や「旅行冒険寿命」を迎えてしまっている。

 

若い頃と同じ熱量で遊び、新しい体験に目を輝かせることができる「人生のピークタイム」は、私たちが思っている以上に短いのです。
「定年退職したら、思う存分遊ぼう」
「老後になったら、昔やりたかった趣味に没頭しよう」
そうやって先延ばしにしているうちに、私たちの心と体の「ツボ」や「寿命」は刻一刻と尽きていきます。一番エネルギーに満ちあふれた30代・40代の貴重な時間を、嫌な労働と我慢のためだけですり減らしてしまうのは、あまりにも勿体ないのではないでしょうか。

6. さよならフルタイム運営より

「歳をとったから楽しめなくなったのかな……」と、寂しく感じる夜もあるかもしれません。
でも、それはあなたがダメになったわけでも、老けて感性が鈍くなったわけでもありません。ただ「人生のステージや経験によって、楽しめるツボが変わった」だけなのです。
本当に恐ろしいのは、心が老けることではなく、「本当に物事を楽しめるエネルギーがある時間」を、やりたくもない仕事や我慢のためだけに使い果たしてしまうことです。
ゲーム寿命、熱中寿命、旅行冒険寿命……。 心が躍る「寿命」は、私たちが思っている以上に早くやってきます。
だからこそ、僕たちは会社だけに依存する生き方をやめ、自分の時間とエネルギーを取り戻すために「サイドFIRE」を目指しています。
人生で一番若く、一番エネルギーがあるのは、いつだって「今日、今この瞬間」です。 10年後、あなたはどんな場所で、どんな「楽しみ」に没頭していたいですか?
その答えに向けて、僕たちと一緒に自分だけの「自由な人生」を掴み取るための準備を始めていきましょう。

 

 「今しかできない体験」にお金と時間を使うために、読んでよかった1冊

僕たちが「老後のために我慢して貯金するだけの人生」をやめ、人生で一番若くてエネルギーがある「今この瞬間」に時間とお金を使おうと決意できたのは、ある1冊の本に出会ったからです。

それが、ビル・パーキンス著『DIE WITH ZERO(ダイ・ウィズ・ゼロ)』です。

「熱中寿命」や「旅行冒険寿命」があるように、僕たちが本当に物事を楽しめる時間は限られています。この本は、「死ぬときに一番金持ちを目指すのではなく、若いうちに最高の『思い出(体験)』に投資しよう」という、まさに僕たちの生き方を180度変えてくれたバイブルです。
「今の働き方や休日の過ごし方に焦りを感じている」「資産形成と『今を楽しむこと』のバランスに悩んでいる」という方は、ぜひ一度読んでみてください。今日からの時間の使い方がガラリと変わるはずです!


7. これからの人生、何にエネルギーを使う?

「じゃあ、これからの人生で何に時間とエネルギーを使っていこうか?」
我が家ではそれを具体的に整理し、夫婦で価値観をすり合わせるために、『年齢別のバケットリスト(やりたいことリスト)』を作ってみました。
「20代・30代・40代・50代以降で、どう楽しみを仕分けていくか?」
「限られたエネルギーを、どのタイミングで何に使うべきか?」

我が家の具体的なバケットリストと、年齢ごとの楽しみ方に関する詳しい考察については、妻がnoteで分かりやすくまとめてくれています。
「今の働き方にモヤモヤしている」「これからの人生の楽しみ方を考え直したい」という方にとって、きっと新しい視点が得られるはずです。ぜひこちらも覗いてみてくださいね!