1. 新築の家と、3万円の社宅



そうなんだ。一瞬、「僕もこういう『当たり前の幸せの形』を目指すべきなんじゃないか?」って足元が揺らぎそうになった。でも、でも、ふと気づいたんだよね。




2. 「出産ラッシュ」と「タイムリミット」の焦燥

最近、SNSを開けば2人目の出産報告や、成長記録のキラキラした写真ばかり。LINEのアイコンも子供の人が多くなってきてる。それに30歳という年齢は、女性にとっても「高齢出産」という言葉がチラついて、タイムリミットを感じる時期でもあるわ。
一般的に35歳以上の初産は「高齢出産」と定義され、妊娠率の低下や合併症のリスクが上がるとされています。30歳という節目は、FIREへの資産投下と、子育てへの時間・資金投下のバランスを真剣に選別しなければならない、生物学的にも社会学的にも「リミット」が意識される時期と言えます。

子供は本当に可愛いし、幸せそのものだと思う。でも、今の日本で「結婚、子供、マイホーム、車、ペット」という『フル装備の幸せ』を全部手に入れようとすると、僕たちが一番大切にしたい「FIRE(自由な時間)」とはどうしても相性が悪くなってしまう。

何を選んで、何を捨てるか。30代はその「取捨選択」を突きつけられる残酷な時期なのね。



3. 「平均」の呪縛を解き放つ

平均値と中央値、どっちを信じるべき?
統計データを見る際に注意したいのが「平均値」の罠です。
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平均値(1,096万円): 一部の超富裕層が極端に高い数字を出すと、全体が大きく引き上げられてしまいます。30代で1億円持つ人が1人いるだけで、周囲の平均は跳ね上がってしまいます。
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中央値(311万円): 貯蓄額が少ない順に全員を並べたとき、ちょうど真ん中に位置する人の数値です。これが「一般的な30代の実感」に最も近いリアルな数字と言えます。

みんな、子供が独立してから老後資金を貯めるという「標準的なライフプラン」を歩んでいるだけよね

4. 見栄の消費を捨て、半径5メートルの愛に注ぐ




さよならフルタイム運営より
30歳は、同級生との「格差」が最も目に見える形で現れる時期です。 SNSに並ぶ幸せの記号(家、子、高級な暮らし)を見て、自分の地味な節約生活が間違っているように感じる夜もあるでしょう。
でも、忘れないでください。 「全部」を手に入れようとする人は、「全部」のために定年まで働き続けることになります。
僕は、見栄を捨て、他人の物差しを捨て、自分の「自由」に全振りすることに決めました。 「あの人はあっちを捨てて、こっち(自由)を選んだんだな」。 そう思われることを誇りに思えるようになった時、あなたは比較の地獄から抜け出し、真の資産形成をスタートできるはずです。
もし、今のあなたが「どうしても周りと比べて焦ってしまう」のなら、僕が何度も読み返しているこの一冊を手に取ってみてください。
この本の中に、「富とは、見えないものだ(Wealth is what you don’t see)」という言葉があります。 SNSで見える高級車や豪邸は、実は「使ってしまったお金」の成れの果て。本当の富とは、まだ使っていない「選択肢」や「自由」のこと。
この視点を持てたとき、僕の目に映る景色は一変しました。 3万円の社宅でコツコツと積み上げているオルカンの数字こそが、未来の自分を救う「本物の自由」なんだと、心から確信できたんです。
どの道を選んでも、苦労はある。 だったら僕は、「大切な人と笑い合える時間を最大化するための苦労」を、誇りを持って選んでいきたいと思っています。