【ルサンチマンとFIRE】隣の芝生が青く見える30代へ。嫉妬を「自由」へのエネルギーに変える思考法

1. 「どうせ◯◯だろう」という心の決めつけ

 

夫:さよ夫
さよ夫
フル美、最近テレビでお金持ちの生活に密着する番組を見たんだけど、素直に見られなくて。「どうせ親が資産家だったんだろ」とか「たまたま運が良かっただけじゃないか」って、どこか冷めた目で見てしまう自分がいるんだ。
妻:フル美
フル美
ふふ、さよ夫らしいわね。相手の成功を「実力」ではなく「運」のせいにすることで、努力が報われていないあるいは努力していない自分の現状を必死に守ろうとしているのね。
さよ夫
……耳が痛いな。久しぶりに会った友達に対してもそうだった。子供が何人もいて、大きな家を建てて、立派なSUVに乗っている。それを見た瞬間、「これだけ派手なら、どうせ貯金なんてできていないんだろうな」って、相手の欠点を探して自分を納得させようとしていたんだ。

 

2. ニーチェが説いた「弱者の自己正当化」の罠

 

妻:フル美
フル美
さよ、よく聞いて。その感情は、ニーチェという哲学者が説いたルサンチマンそのものよ。手が届かない葡萄を「あれは酸っぱくて不味いに違いない」と思い込むことで、自分を納得させる。でもね、相手を下げたところで、あなたの資産額や、私たちの「自由」には1円も影響しないのよ。
夫:さよ夫
さよ夫
……そうだね。相手の不幸を想像して安心するのは、自分の人生に「確信」が持てていない証拠かもしれない。
妻:フル美
フル美
そう。もし心がザワついたら、一度立ち止まって**「自分の価値観をメモに書き出す」**のが一番よ。さよ夫さんは、何が欲しくて、何がしたいの? 豪華な車? それとも……。
さよ夫
……いや、僕が本当に幸せを感じるのは、いつも「大切な人が近くにいる時」だった。モルディブで君と過ごした時間や、なかなか会えていない親との時間。仕事が忙しくて幸福感が薄れている今だからこそ、贅沢な暮らしより時間がある暮らしを求めているんだと再確認できたよ。
妻:フル美
フル美
自分の軸が見えてきたわね。じゃあ、もっと深く自分に問いかけてみて。「もしお金が無限にあったとしても、今の仕事を続けたい?」
さよ夫
……いや、絶対に続けない。即答だよ。もしお金があれば、今は時間と余裕がなくて諦めてしまった筋トレを再開したいし、何より家族とずっと一緒に過ごしたい。
妻:フル美
フル美
もう一つ。「人生最後の日、何をしなかったことを一番後悔しそう?」
夫:さよ夫
さよ夫
……大切な人ともっと時間を過ごさなかったことだね。本で読んだ「死ぬ時に後悔すること」のトップには、いつも「仕事をしすぎなければよかった」「自分に正直に生きればよかった」という言葉が並んでいる。僕にとって正直に生きるということは、本当は仕事を辞めて自由になることなんだ。現実的にはすぐには難しくても、この「本音」を隠して他人を妬んでいる場合じゃないね。


 

3. ルサンチマンを「FIREへのガソリン」に変える

 

妻:フル美
フル美
そうよ! 誰かを妬むエネルギーがあるなら、それを自分の事業や勉強にぶつけなさい。ルサンチマンはね、「自分も本当はあっち側(自由な側)に行きたい」という心の叫びなの。
夫:さよ夫
さよ夫
「運が良かっただけ」と切り捨てるんじゃなく、自分も「運を掴める場所」に立ち続けることが大事だね。投資と同じで、「稲妻が輝く瞬間(チャンス)」に市場にいないと、リターンは得られない。
妻:フル美
フル美

素敵な考えね。だからブログも、Kindle出版も、転職サイトのチェックも、すべては「運を手繰り寄せるための種まき」なのね。

夫:さよ夫
さよ夫

そう。何もしないで幸運を掴んだ人は、稀な存在として無視していい。僕はバッターボックスに立ち続け、いろんな方向から種を蒔く。それが、僕たちが自由を掴み取るための唯一の、そして最も確実な戦略なんだ。

 

さよならフルタイムより

SNSやテレビで誰かの成功を見るたび、「どうせ運だ」「どうせ裏では苦労している」 そんな風に、相手を下げることで自分を保とうとするルサンチマンは、自分の人生に「納得」できていないサインです。

もし今、嫉妬で苦しいのなら、自分に問いかけてみてください。 「お金が無限にあっても、今の仕事を続けますか?」 「人生の最後に、仕事をしすぎたことを後悔しませんか?」

答えがNOなら、他人の葡萄を数えている暇はありません。 他人の幸せをその人の物差しのまま受け入れ、自分は自分の選んだ「半径5メートルの幸せ」に全力を注ぐ。

資格の勉強、副業、節約すべてはルサンチマンという毒を、自由への「薬」に変える作業です。

他人の人生を覗き見にするのは、もうおしまい。 人生の最後に「自分に正直に生きた」と胸を張れるように。明日は、あなたの大切な人を幸せにするための、あなただけの種をまきましょう。