【自由を買う】サイコロジー・オブ・マネーに学ぶ「目的のない貯金」の最強価値

  • 2026年2月11日
  • 2026年2月11日
  • FIRE戦略
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さよ夫
ねえ、会社の同僚、ついに家を建てたんだって。広くて綺麗なリビングで、子供と遊んでる写真が送られてきたよ。……なんだか、自分たちのこの社宅が、急に狭くて古臭く見えてきちゃったよ。
それに、車や腕時計、スーツもブランドものだったよ…
フル美
素敵なマイホーム、憧れるわよね。でも、その「憧れ」を維持するために、これから35年間、何に縛られるか考えたことはある?
さよ夫
縛られる……? ローンでしょ。でも、みんな払ってるじゃん
妻:フル美
フル美
そう、「みんな」が払ってる。でも私たちは「みんな」が通る道から降りて、別の出口に向かってるの。
資産8000万で時間を自給自足する」っていう出口へ。

2. 「見えない富」を可視化する:5000万円の真実

 

妻:フル美
フル美
もし今、私たちが5000万円の家をローンで買ったら。金利や諸経費を合わせれば、最終的な支払いはもっと膨らむわ。でも、そのお金を「種」として新NISAやiDeCoで、オルカン(全世界株式)に投じ続けたら?
夫:さよ夫
さよ夫
どうなるの?
妻:フル美
フル美
年利5%で運用できれば、20年後にはそのお金は1,300万円以上の「利益」を生んでいるかもしれない。そしてもっと大事なのは、その1,300万という数字じゃないの。
夫:さよ夫
さよ夫
数字じゃない?
妻:フル美
フル美
そのお金があれば、「明日から仕事に行かない」という選択肢を手にできる。でも、家を買ってしまったら、どんなにしんどくてもローンを払うために、定年まで週5日8時間の労働を売り続けなきゃいけない。
さよ夫
持ち家は「資産」だと思ってたけど、俺の「自由な時間」を奪う鎖にもなるのか……。

3. 『サイコロジー・オブ・マネー』が説く「成功の入場料」

モーガン・ハウセル著『サイコロジー・オブ・マネー』には、投資の成功についてこう書かれています。

「投資の成功には、価格(プライス)が必要だ。だが、その価格は値札に書いてあるわけではない。」

私たちが「自由」を手に入れるために支払っている「価格(入場料)」とは、具体的に何でしょうか?

  • 「見栄」との闘い: 友人が家を買い、最新のiPhoneを持つ中で、古い社宅に住み続けるという「心理的なコスト」。
  • 「不確実性」の受け入れ: 暴落した時も、淡々とオルカンを買い続ける忍耐。
  • 「時間の先行投資」: 今、私が書いているこのブログも同じです。時給換算すれば最低賃金を下回るかもしれない。でも、これは「労働」ではなく、将来の自分を自由にするための「資産の構築」という代償を支払っているのです。

 

4. 「目的のない貯金」こそが最強の武器

 

夫:さよ夫
さよ夫

……そうだよね。俺たちが8,000万貯めてるのは、何かデカい買い物をするためじゃなくて、『自由』を買うためだってことは分かってる。でもさ、最近たまに思うんだ。具体的な使い道が決まってないお金を、ただひたすら積み上げていくのって、少し不思議な感覚じゃない?

妻:フル美
フル美

「ふふ、そうね。普通は『車を買うため』とか『老後のため』って名目がないと不安になるものね。でもパパ、この本(サイコロジー・オブ・マネー)にはこう書いてあるわ。『貯金そのものが、目に見えない利回り(ベネフィット)を生んでいる』って。」

夫:さよ夫
さよ夫
目に見えない利回り?
妻:フル美
フル美
そう。特定の目的がない貯金こそが、人生における『オプション(選択肢)』になるの。例えば、明日突然会社で理不尽なことがあっても、この貯金があれば心の中で『いつでも辞めてやるよ』って思えるでしょ? その『余裕』こそが、何にも代えがたい貯金の目的なのよ。
夫:さよ夫
さよ夫
なるほど……。8,000万というゴールは『自由への通行証』だけど、そこに至るまでの過程で貯まっていくお金も、今の俺たちの『心の防波堤』になってるってことか。
フル美
その通り! 目的がないからこそ、どんな変化にも対応できる。私たちは今、特定のモノを買うためじゃなく、『人生の主導権』そのものを貯めているのよ。

5. 夜、安心して眠れることの価値

 

夫:さよ夫
さよ夫

でもさ、全部投資に回して、もし明日暴落したら……って考えると怖くない?

妻:フル美
フル美

そうよね。でも、この本には面白いことが書いてあるのよ。『投資の成功とは、どれだけ高いリターンを得たかではなく、どれだけ一晩中ぐっすり眠れるかだ』って。

夫:さよ夫
さよ夫
へぇ、リターンよりも睡眠(笑)。でも、それって投資家としてどうなの?
妻:フル美
フル美
それが本質なのよ。合理的に考えれば、1円でも多く投資に回したほうがいいかもしれない。でも、私たちは人間だもの。不安で眠れなくなって途中で投げ出すのが一番の失敗なのよ。だからこそ、著者は『自分が夜、安心して眠れる程度の現金を持っておけ』って説いているの。
夫:さよ夫
さよ夫
だから俺たちは、投資効率だけを追わずに『100万円のキャッシュ』を常に手元に置いてるんだね。
妻:フル美
フル美
そう。この100万円はただの現金じゃない。暴落が来ても、社宅のこの家でパパと笑って眠り続けるための『心の防波堤』なのよ。この『安心感』を買っているからこそ、私たちは全力でリスクを取って8,000万を目指せるんだと思う。

 

6. バランス:我慢しすぎない「今」の肯定

 

夫:さよ夫
さよ夫
……分かった。でもさ、やっぱり「今」も大事にしたいんだ。20年後の自由のために、今の笑顔を全部捨てるのは違う気がする。
妻:フル美
フル美
もちろんよ。だから私たちは、極端な節約はしない。たまの贅沢や、家族で笑う時間は削らないわ。成功の入場料として「見栄」は支払うけど、「幸せ」まで支払う必要はないの。
夫:さよ夫
さよ夫
自分の軸で生きて、時間を味方につける。それが俺たちの「自給自足」なんだね

 

さよならフルタイム運営より

あなたの人生のハンドルを、他人の見栄に握らせてはいけません。 誰かが家を買った時、あなたが感じるべきは敗北感ではなく、「私は私の自由を買っている」という静かな誇りです。

時給以下のブログ執筆も、設定に悩んだ新NISAも、すべては数年後のあなたを週5日労働から連れ出すための「資産」になります。 まずはこの『サイコロジー・オブ・マネー』を手に取り、心のOSを書き換えてみてください。社宅の古いキッチンが、未来への滑走路に見えてくるはずです。