「転職するなら、少しでも年収を上げたい」 そう考えるのが普通かもしれません。しかし、もしあなたが「今の働き方に心底すり減っている」「40歳までにサイドFIREを達成したい」と願うなら、狙うべきは年収アップではなく「人生の主導権を取り戻す転職」です。
今回は、資産3,000万円という後ろ盾があるからこそできる、一般的な常識をひっくり返す「逆転の転職戦略」について、僕たち夫婦のリアルなロードマップを交えて解説します。
1. 年収アップを追わない「逆転の転職」
さよ夫
40歳でのサイドFIREに向けて、僕が次に目指す転職の「条件」を整理してみたんだ。
フル美
普通の転職活動なら「年収アップ」を一番に狙うけど、私たちの場合はちょっと特殊な戦略よね。
さよ夫
そう。資産3,000万という土台があるからこそ、僕は「お金」よりも「条件」を優先することにした。これが、40歳サイドFIREへの最短ルートだと確信しているから。
2. 現状の消耗:鳴り止まない電話と、削られる精神
さよ夫
正直、今の環境はもう限界を感じているんだ。会社の携帯電話が鳴って、画面に「面倒なクレーマー」の名前が表示された瞬間の、あの胃がキリキリするような感覚……。
フル美
自分の部署だけが明らかに忙しくて、周りののんびりした人と比べちゃうのもストレスよね。
さよ夫
最近はクレーマーだけじゃなく、1日に何度も電話が鳴るたびに心臓がドキッとするんだ。ひどい時は、休日や夜中に家で静かに過ごしていても、頭の中で会社の着信音の「幻聴」が聞こえることすらある。
フル美
そこまで精神的に追い詰められているのね……。自分の部署だけが明らかに忙しくて、周りののんびりした人と比べちゃうのも、余計にストレスが溜まる原因よね。
さよ夫
うん。何より、不特定多数の人と話し続け、常に突発的なトラブルに振り回される接客ベースの環境が、自分の性格的に本当に合わないんだ。簿記の勉強をしている時のような「数字と静かに向き合う時間」が、今の僕には何より必要だと身体が悲鳴を上げているんだよね。
3. バックオフィスでの「1年間」が教えてくれた、本当の暮らし
フル美
でも、さよ夫は少し前、1年間だけバックオフィス(裏方・事務)の部署にいたことがあったじゃない?あの時のこと、覚えてる?
さよ夫
うん、あの1年間は今思えば奇跡みたいな時間だった。そこでは突発的な緊急対応なんてほとんどなくて、基本的にはデータをまとめたりする静かな仕事だった。何より、「明日の仕事が怖い」と思わずに眠れるストレスの低さがあったんだ。
フル美
あの頃は、次の日が仕事であっても、夜に自分の趣味やジムに行ったりして、1日の中で自分の時間をちゃんと楽しむ心の余裕があったわよね。
さよ夫
そうなんだよ!今は毎日が仕事だけで一杯一杯で、疲れ果てた頭と体にムチを打って、なんとか未来のために副業や資格の勉強を頑張っている状態。 でもあのバックオフィス時代を思い出すと、「働く環境」さえ適正に変えれば、人間は仕事をしながらでも自分の人生を充実させられるんだって、身をもって知っている。だからこそ、僕はもう一度あの「静かな時間」を取り戻したいんだ。
4. モルディブの海で気づいた「年収アップの呪縛」からの卒業
フル美
でもさ、世間の多くの人は「年収が下がるのは怖い」「もっと稼いで高いものを買いたい」っていう呪縛から抜け出せないよね。さよ夫はどうして「年収を追わない」って割り切れたの?
さよ夫
昔は僕も「たくさん稼いで、たくさん消費することが幸せだ」と思ってた。でもね、僕たちの人生の価値観がガラッと変わった決定的な瞬間があった。……ほら、新婚旅行で行ったモルディブでの時間だよ。
フル美
あ、モルディブ!あの青い海と静かな時間は、今でも私たちの宝物ね。
さよ夫
あの時、ただただ綺麗な海を眺めながら、フル美とのんびり何もしない時間を過ごしたじゃない?その時に強烈に思ったんだ。 「ああ、他人に見せるための見栄の消費や、高いブランド品なんて、自分にとっての幸福度を1ミリも上げてくれない。僕にとって本当に大切なのは、こうして大切な人と一緒にいられる『穏やかな時間』そのものなんだ」って。
フル美
素敵な気づきだったわね。贅沢をするためじゃなく、「大切な時間」を守るために、私たちは資産形成を始めたんだもんね。
さよ夫
その通り。だから、転職で年収が多少下がることなんて、僕にとっては大した問題じゃない。モルディブで気づいた「人生で一番大切なもの」を取り戻すためなら、年収アップの呪縛なんて喜んで手放せるよ。
5. 戦略的カウントダウン:なぜ今、30代で動くのか
さよ夫
ただ、感情に任せて今すぐ突発的に会社を辞めるんじゃなく、数年スパンで綿密にターゲットを絞って動くつもりだよ。
フル美
近い将来、子供を授かれたらと思っているから、今の「育休などの制度が整っている大企業の環境」をしっかり活用させてもらうっていう戦略ね。
さよ夫
その通り。今の職場の「使える制度」は最大限に活用させてもらって、家族との暮らしの基盤を完全に作ってから、理想の環境へ移る。そのための周到な準備期間が、今の僕たちには必要なんだ。
6. 4,000万という最強の盾:安売りしないための後ろ盾
さよ夫
次の転職までに、今の資産3,000万をさらに4,000万まで増やす計画を進めている。手堅く3%で運用できれば、これだけで月10万円の不労所得(配当金など)になる計算なんだ。
フル美
月10万のベースがあれば、もし転職して本業の年収が下がったとしても、生活レベルを1ミリも落とさずに済むわね。
さよ夫
そう。この「経済的な後ろ盾」がないと、焦ってまた別のブラック企業や悪い条件の会社に飛び込んでしまう。資産があるからこそ、僕は自分を安売りせず、自分のペースで納得いくまでホワイトな職場を探せるんだ。
【実践】僕が未来を勝ち取るために今「投資」しているもの
33歳の自由を確実にするため、僕が今、仕事の合間を縫って使い倒している武器がこれです。
リンク
「【簿記×人生】手取り20万から資産3000万。僕が気づいた「自由への決算書」の作り方」の記事でも詳しく紹介してますが、簿記は、ただ転職のための勉強ではなく、自分の人生を自由に導く考え方も学べます。
7. 自分の人生を取り戻すための「3つの譲れない条件」
さよ夫
僕が次の職場で絶対に譲らないと決めている条件は、この3つだよ。
① 副業OK(個人のブログ活動を人生のメインにする)
今の会社のように副業への理解が不十分な状態で、ビクビクしながらブログを書く生活は終わりにしたい。会社の給料は「社会保険と基礎生活費」と割り切って、副業で個人の稼ぐ力をのびのびと育てる環境が理想だね。
② 時間の確定(深夜労働からの完全な卒業)
夜の時間を「家族との時間・家事・ブログ副業」に充てたい。残業が当たり前の日々から卒業して、「自分の時間が確定している」ということ自体を、最大の昇給と捉えるよ。
③ バックオフィス職(対人ストレスの最小化)
誰が来るかわからない、クレーマー対応に怯える接客ではなく、決まったメンバーと数字に向き合う「経理や事務」。この精神的な安定があってこそ、副業のクリエイティビティが100%発揮されると思うんだ。
フル美
人にはそれぞれ適性があるわ。向いてない仕事で心をすり減らし続けるのは限界があるし、ミスも増えちゃう。本業をバックオフィスで「省エネ」にして、余力をすべて個人ビジネスに注ぐのが、サイドFIREの一番賢い戦略ね。
8. 僕たちは「自由」を買いに行く
さよ夫
昔は、転職活動って「より高く自分を売る(市場価値を上げる)」ことだと思っていた。でも今の僕にとっては、お金のために自分を切り売りするのをやめて、「自分の時間と人生を取り戻すための儀式」なんだよね。
フル美
宅建と簿記という武器を持って、理想の環境を選びに行きましょう!
さよ夫
深夜まで働く今の苦労も、すべてはこの「理想の職場」へ辿り着くための入場料。4,000万の盾を完成させるために、明日も5時に起きて積み上げていくよ。
さよならフルタイム運営より
もし今の仕事で携帯が鳴るたびに怯え、心がすり減って絶望していても、3,000万、4,000万という資産の壁を越えていけば、会社や社会に対していつでも「NO」と言える強さが持てます。
僕にとって、簿記や宅建の勉強は、単なる資格取得ではありません。自分の人生のハンドルを握り直すための「自由への入場券」を、自分の手でコツコツと自作している感覚です。
高級な車や、他人への見栄のために、あなたの貴重な「時間」や「精神」を買い叩かれる必要はありません。 「あなたは3年後、どんな顔をして働いていたいですか?」
焦って今のしんどい環境に耐え続ける必要はありません。まずは一冊のテキストを開くことから、自分を守るための「盾」を作り始めてみませんか。
本業の給料だけに依存せず、どこでも稼げる個人スキルを身につけて、サイドFIRE後の自由な働き方を今から強化していきましょう。
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