【選択肢の自由】今の仕事を「辞めるため」ではなく、人生を「選ぶため」に40歳FIREを目指す

1. 沈みゆく船の中で、逃げ場のない自分に気づく

 

さよ夫
フル美、最近職場の空気が本当に重いんだ。また一人、隣の部署の若手が辞めてしまったよ。
妻:フル美
フル美
あら、また? これで今月に入って何2人目じゃない。
夫:さよ夫
さよ夫
残された僕たちのところに、辞めた人の分の仕事が雪崩のように押し寄せてきている。正直、今の部署はもう限界に近い。でも、一番しんどいのは仕事の量じゃないんだ。
妻:フル美
フル美
……「逃げられないこと」への閉塞感、よね。
夫:さよ夫
さよ夫
その通り。もし今、僕に十分な資産があれば、「こんな環境では働けません」と胸を張って転職活動に専念したり、しばらく休養したりできる。でも、現実にはまだ十分なFIRE資金が貯まってないし、これから授かる子供のための備えも必要だ。お金がないということは、どんなに理不尽な環境でも、従順に椅子に座り続けなきゃいけないということなんだ。

 

2. 毎月1日の「数字」が、僕の呼吸を楽にする

 

妻:フル美
フル美
だからこそ、あなたは毎月1日になると、あんなに熱心に資産を数えているのね。
夫:さよ夫
さよ夫
そうなんだよ。ブログに実績を公開するために数字をまとめるあの時間は、僕にとって単なる「家計管理」じゃない。「沈没船から脱出するためのボートを、今これだけ組み立てた」という生存確認の儀式なんだ。
妻:フル美
フル美
朝、誰よりも早く起きて副業をしている後ろ姿も、どこか必死さを感じるわ。
夫:さよ夫
さよ夫
本業でどれだけ他人に時間を切り売りしても、朝の1〜2時間だけは「自分の人生を自分でコントロールしている」と感じられる。1円でも資産が増えれば、その分だけ、僕の自由へのチケットが手元に近づく。定年までこの場所に居続けるなんて、想像しただけで心が折れそうになるけれど、「あと数年でこのチケットが完成する」と思えば、なんとか今日を戦えるんだ。

 

3. FIREの本質は「労働の否定」ではない

 

妻:フル美
フル美
でも、さよ夫って、根っからの仕事嫌いではないじゃない?
夫:さよ夫
さよ夫
そうなんだ。そこが自分でも面白いところでね。もし、完全にテレワークができて、対人関係のストレスがなく、旅をしながらできる仕事があれば、僕は40歳を過ぎても喜んで働きたいと思っている。
妻:フル美
フル美
つまり、仕事そのものが嫌いなわけじゃなくて、「選べない環境」で働くのが嫌なのね。
夫:さよ夫
さよ夫

その通り。FIREの本当の価値は、「働かない権利」を手に入れること以上に、「自分に合った働き方を選べる権利」を買うことにあると思う。 十分な資産があれば、年収が下がってでも「旅をしながらできる仕事」に挑戦できる。お金がない状態での転職はリスクも大きいけど、資産がある状態での転職は、人生を豊かにするための「投資」になるんだ。

 

4. 40歳、ミドルエイジクライシスを「攻め」で迎えるために

 

妻:フル美
フル美

40歳っていう目標設定も、あなたの中では戦略的なんでしょう?

夫:さよ夫
さよ夫

40代って、世間的には「ミドルエイジクライシス(中年の危機)」と言われて、幸福度が一番下がる時期らしいんだ。責任は増え、体力は衰え、自分の限界が見えてくる。でも、僕はそこを人生で一番エキサイティングな時期にしたい。

妻:フル美
フル美
40歳で資産目標を達成して、まだ動ける体があるうちに、新しい挑戦を始める……。
夫:さよ夫
さよ夫
そう。最速で40歳。そこで一度、人生の主導権を自分の手に完全に取り戻す。そこからは「生活のために働く」ステージを卒業して、「自分の魂が喜ぶ仕事」を、僕が選んでいく。その白紙のカレンダーを手に入れるために、僕は今、このしんどい環境でチケット代を払っているんだ。
フル美
いいわね。あなたのその「欲張りな戦略」、私も一緒に乗らせてもらうわ。沈没船を眺めるんじゃなくて、二人で新しい船を出す準備をしましょう。

 

【さよならフルタイム運営より】

「定年まで今の会社にいる自分」が想像できない。 それは甘えではなく、あなたが自分の人生に対して誠実である証拠です。

内部崩壊していく組織の中で、皺寄せに耐えながら朝の副業を続ける。 それは、あなたが40歳になった時に「最高の笑顔で人生を選び取るため」の、必要不可欠なプロセスです。

資産形成は、ただの数字の積み上げではありません。 それは、嫌なことに「NO」と言い、好きなことに「YES」と言うための「選択肢の購入」です。

毎月1日、一緒に数字を数えましょう。 その一歩一歩が、あなたを確実に「自由」という名の新天地へ運んでくれるはずです。