【40歳の谷】60歳で幸福になる前に、僕たちを襲う「絶望の正体」とFIREによる防衛術

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1. 「期待」という重荷を捨てるとき   さよ夫 ねえ、不思議な話を聞いたんだ。人間って、働き盛りの30代や40代が一番幸福度が低くて、60歳を過ぎてからまた上がっていくらしいよ。仕事も体力も[…]

なぜ60歳から幸福度が上がるのか。会社を「降りる」ことで取り戻す、心の彩度。
妻:フル美
フル美

どうしたの? 珍しく弱気な顔をして。

夫:さよ夫
さよ夫

今、このまま会社に居続けて、普通に子供を育てて、定年まで働き続ける。「普通の人」が歩むその道の先に、僕が本当にやりたい「世界一周旅行」や「余裕のある暮らし」があるのか計算してみたんだ。……結果は、100%無理だった。

妻:フル美
フル美

……今の場所から動かずに、ただ耐えているだけじゃ、理想にはたどり着けない。その残酷な現実が見えちゃったのね。

夫:さよ夫
さよ夫
そうなんだ。40代になればさらに責任が増えて、お金も時間ももっと縛られる。「何者にもなれないまま、ただ役割をこなして終わるのか?」という焦りが、今から僕を突き動かしているんだよ。これって、まさにミドルエイジクライシスの前兆なんだと思う。

 

ミドルエイジクライシスとは
40歳前後で多くの人が直面する、心理的な葛藤やアイデンティティの揺らぎのこと。人生の折り返し地点が見え始め、自分の限界や「何者にもなれない自分」を突きつけられることで、幸福度が著しく低下する時期を指します。

 

2. 誠実さゆえの限界。サイドFIREで「背負いすぎる責任」を下ろす

 

夫:さよ夫
さよ夫
特に今の経理の仕事、教育環境も整っていない中で、全部自分で調べて対応しなきゃいけないんだ。一番怖いのは「自分の知識不足でお客さんに損をさせてしまうこと」。このプレッシャーが、毎日僕の心を削っている。
妻:フル美
フル美
あなたは責任感が強いものね。でも、会社がサポートしてくれない中で、その責任を全部一人で背負い込むのは、もう限界に近いんじゃない?
夫:さよ夫
さよ夫
そうなんだ。だからこそ、サイドFIREで「お金のために、不得意でリスクの高い責任を負わされる状態」から脱却したい。
妻:フル美
フル美

サイドFIREが実現できれば、もっと自分の得意な分野や、自分がコントロールできる範囲での仕事・貢献にシフトできるわね。

夫:さよ夫
さよ夫
うん。自分の知識がしっかりと活かせる、納得感のある仕事。それならストレスも少なく、本当の意味で社会に貢献できるはずなんだ。40代の「責任の最大化」という嵐に飲み込まれる前に、自分で自分の居場所を選べる力を持ちたい。

 

3. 「何者か」になるための、空白の時間

 

妻:フル美
フル美
でも、会社という肩書きを捨てて「何者でもなくなった」後、何をするかは考えておかないと、逆に虚無感に襲われるリスクもあるわよ。
夫:さよ夫
さよ夫
その点については、以前の記事(FIRE後の空白について)でも考えたけれど、僕は「何者でもない自分」を味わう時間こそが、本当の自分を見つけるための贅沢な空白だと思っているんだ。
妻:フル美
フル美
会社の評価軸からログアウトして、真っ白なカレンダーを前にする。そこからが、本当の意味での「さよ夫」としての人生のスタートなのね。
夫:さよ夫
さよ夫
そう。世界一周の中で、新しい価値観に出会うかもしれないし、旅先から発信することで「何者か」に変わっていくかもしれない。大切なのは、40歳の谷で動けなくなる前に、自分の人生のハンドルを自分の手に取り戻しておくことなんだ。

 

4. 30歳の「絶望」を、脱出のエネルギーに

 

夫:さよ夫
さよ夫
今の職場のしんどさも、「普通」では届かない理想への渇望も、すべては40歳で谷を飛び越えるための燃料にするつもりだよ。
妻:フル美
フル美
100%無理だと思った「普通」の道。そこから外れて、自分たちの船を出す。それが私たちの選んだ生き方なのね。
夫:さよ夫
さよ夫
うん。60歳で自然に幸せになれるのを待つなんて、僕には長すぎる。40歳。人生の幸福度が底を打つその瞬間に、僕は世界を一周している自分でありたい。

 

【さよならフルタイム運営より】

「お客さんに損をさせたくない」 そんな切実な思いを抱えながら、独り孤独に戦っているあなたへ。 その誠実さは素晴らしい美徳ですが、今の環境はそれを使い潰してしまっています。

40代。ミドルエイジクライシスという深い谷が近づいています。 それは、会社があなたに「更なる責任」という名の重りを乗せてくる時期です。

資産形成は、ただの貯金ではありません。 それは、「背負いすぎた責任」を一旦地面に置き、自分にふさわしい「心地よい貢献」を選び直すための、人生の買い戻しです。

40歳。世界があなたを「役割」に閉じ込めようとするその時に、あなたは「自由」を宣言できるか。 今日、一円でも多く積み上げ、朝の一時間を副業に投じること。 それが、10年後のあなたを「絶望の谷」から救い出す、唯一のチケットです。