「ありがとう」は嬉しいのに会社は絶望…仕事のストレスデータと私たちの本音

「仕事にモチベーションはありますか?」と聞かれたら、私の答えは間違いなくゼロです。

ですが、「誰かの役に立つこと」や「人から感謝されること」そのものが嫌いなわけではありません。

以前、個人事業主として開業したばかりの方のサポートをした際、「さよ夫さんがいなかったら1人では絶対にできませんでした、本当にありがとう!」と感謝されたときは、胸が熱くなるほど素直に嬉しかったのを覚えています。

それなのに、なぜ毎朝目覚ましが鳴るたび、これほど絶望的な気持ちになるのでしょうか?

その理由は「能力がないから」でも「甘え」でもありません。私たちが削られているのは仕事の本質ではなく、周りを取り巻く「不条理なシステム」と「過酷な環境」だからです。

 

1. データで見る現実:ストレス原因のトップ3が「全て当てはまる」恐怖

 

夫:さよ夫
さよ夫
フル美、今日も朝4時に起きて自分の時間を確保したんだけど……毎朝仕事に向かう前の、あの胃がキュッとなる絶望感は何なんだろうね。
妻:フル美
フル美
さよ夫のその苦しみ、実は厚生労働省の「労働安全衛生調査」や転職サイトのアンケートデータにもハッキリと表れているのよ。働く人が感じる「強いストレスの理由」の上位を見てみて。

 

働く人が感じる強いストレスの原因(公的データ・アンケートより)

1. 仕事の量・質(時間の拘束・プレッシャー)
2. 対人関係のストレス(クレーマー・職場の人間関係)
3. 会社の将来性・評価制度への不満(努力が報われない)

 

さよ夫
……見事に「全部当てはまる」よ。
妻:フル美
フル美
そうよね。さよ夫の毎日のスケジュールを見ていると、それがよく分かるわ。

 

さよ夫のリアルな1日のタイムスケジュール

04:00 起床(朝無理やり早起きして自分の時間を確保)
06:30 自宅を出る(徒歩・電車)
08:00 職場に到着・業務開始
17:15 定時(※繁忙期の2ヶ月間は深夜12時近くまで残業)
19:00 帰宅・家事(自由時間はたった1時間 / 繁忙期は0時間)
22:00 就寝

 

夫:さよ夫
さよ夫
朝4時に起きて必死に時間をひねり出しても、作れる自由時間はたったの1時間。繁忙期になれば自由時間どころか生活すべてが仕事に呑み込まれる。おまけに突発的なクレーム対応で精神を削られ、難しい部署で必死に働いても給料は年功序列で一律だから、失敗のリスクだけ増えて評価は上がらない。
フル美
「仕事量」「人間関係」「評価」の3大ストレスが同時に押し寄せてくる環境なんだもの。毎朝絶望するのは当然の反応よ。

 

2. 「会社員のありがとう」は仕事が増えるだけの搾取

 

さよ夫
世間のやりがいランキングでは「人から感謝されたとき(ありがとうと言われたとき)」が圧倒的1位になっていることが多いよね。僕も個人事業主の方を助けたときの「ありがとう」は心から嬉しかったよ。
妻:フル美
フル美
でも、今の会社員としての「ありがとう」には、すごく冷めた違和感があるんでしょ?
夫:さよ夫
さよ夫
そうなんだよ。個人事業主での「ありがとう」は、信頼や次の仕事、売り上げに直結する。でも、年功序列の会社員において「ありがとう」と言われたところで、自分の何の足しにもならないんだよね。
フル美

それどころか、丁寧に対応して感謝されるほど「あの人に任せれば安心だ」と仕事や負担を押し付けられるだけだったりするわね。

さよ夫
まさにそれ。「ありがとう」という言葉でやりがいを演出されて、都合よく労働力を買われているだけの「感謝の搾取」なんだよ。クレーマーに振り回され、感謝の搾取をされた結果、一番大切な家族と過ごすエネルギーや時間が奪われるなら……そんな「他人のありがとう」なんて一文の得にもならないしいらないんだ。

 

3. 「転職」では1つしか解決しない。だから「FIRE」しかない

 

妻:フル美
フル美
それなら「もっと環境の良い会社に転職すれば?」って思う人もいるかもしれないけれど、さよ夫はどう考える?
夫:さよ夫
さよ夫
もちろん、転職すれば「人間関係」だけ、あるいは「残業時間」だけを1つ改善することはできるかもしれない。でも、「仕事量・クレーマー・理不尽な評価」の全てを解決する転職なんて、現実的には不可能だと思うんだ。
妻:フル美
フル美
どんな会社へ行っても、他人に時間を切り売りする雇用関係である限り、別のストレスがトレードオフでついて回るものね。
夫:さよ夫
さよ夫
そう。1つか2つのストレスを減らすためだけの「転職」じゃダメなんだ。すべての理不尽や拘束から抜け出し、嫌なことを徹底的に避けられる道は「FIRE(自分で資産と事業を作ること)」しかないという結論に至ったんだよ。

 

4. 嫌なことを徹底的に避けて、自分の時間を取り戻す生き方

 

妻:フル美
フル美
「嫌なことから逃げる」というのは、決して悪いことじゃないわ。むしろ、自分や大切な家族を守るための当然の防衛策よ。
さよ夫
うん。これ以上、理不尽なシステムや「感謝の搾取」に自分の人生をすり潰される必要はない。明日すぐ会社を辞めることはできなくても、僕たちには明確な「逃げ道」を作る行動ができる。

 

人生のステアリングを取り戻す4ステップ

1. バケツの穴(不要な固定費)を極限まで塞ぐ
2. 資産を積み上げ、理不尽を跳ね返す「城壁」を作る
3. ブログやKindleなど、自分主体のビジネスを育てる
4. サイドFIREを達成し、身近な大切な人との時間を取り戻す

 

フル美
見知らぬ誰かのための「ありがとう」ではなく、目の前にいる大切な家族の笑顔と、自分たちの穏やかな日常のために時間を使っていきましょう!

 

さよならフルタイムより

「仕事に行きたくない」と絶望しているあなたは、決して能力不足でも甘えでもありません。

厚労省のデータが示す通り、私たちが苦しんでいるのは「時間の拘束」「人間関係のノイズ」「理不尽な評価」という過酷なシステムそのものです。

会社員という仕組みの中で「ありがとう」と言われても、給料が増えるわけでもなく、ただ仕事と負担が増えるだけの「搾取」になりがちです。

転職でストレスを1つ減らすだけでは足りない。だからこそ、私たちはバケツの穴を塞ぎ、資産を蓄え、サイドFIREという「嫌なことを徹底的に避ける生き方」を選択します。

他人に人生のステアリングを握らせず、本当に大切な人と過ごす穏やかな日常を取り戻していきましょう!


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